2016-04-20 第190回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
三河湾では、苦潮が毎年発生してアサリが全滅するということが頻発しております。なぜ三河湾で赤潮や貧酸素の水塊、苦潮が発生するかといえば、干潟や浅瀬の区域が減少しているということが大きな原因になっております。 干潟や浅瀬というのは、ほかの自然環境では代替することが困難な、本当に多面にわたる機能を持っている貴重な環境でございます。
三河湾では、苦潮が毎年発生してアサリが全滅するということが頻発しております。なぜ三河湾で赤潮や貧酸素の水塊、苦潮が発生するかといえば、干潟や浅瀬の区域が減少しているということが大きな原因になっております。 干潟や浅瀬というのは、ほかの自然環境では代替することが困難な、本当に多面にわたる機能を持っている貴重な環境でございます。
つまり、干潟の周辺が悪化して酸素がなくなって苦潮が発生すると、影響が干潟にも及んできて、そして水生生物が死んでしまって、残っている干潟もやっぱりだめになってしまうと。だから、干潟の浄化力、効果を考えると、そういう意味では、今ある干潟を残すとともに、新たに造成するということもあわせてきちっとやっていくというか、この面を本当に手当てしないといけないというふうに意見としても出されているわけであります。
そこで、そのうちの、私ちょっと提起をさせていただきたい問題ということで、お手元の資料をごらんいただきたいと思うんですけれども、「愛知県における赤潮・苦潮の発生状況」ということでグラフを出させていただきました。これは一九九六年の愛知県水産試験場の報告書からのもので、赤潮の発生延べ日数の変動、それから苦潮の発生状況を示しております。
この辺は苦潮とか赤潮が非常に起こるところなんですが、今ここで潜って調査をした結果が、まだ数字が出ておりませんが、二枚貝がヘドロで全滅をして、潮流はもう大分変わっているというのが実際には言われておりまして、私が聞いてきた中身なんです。
伊勢湾で赤潮や苦潮が発生するとき、この常滑の沖だけは貧酸素にならない、魚も含めて生物が本当にはぐくまれる、そういった場所でありますので、この保全の重要性というのは大きなものであると考えるものであります。
また、三河湾におきましては、この赤潮以外にも、底層の貧酸素化に起因をいたしますいわゆる苦潮が発生をして、アサリ等の漁業被害も生じて いるといったような状況もあるわけでございます。こういうようなことのために、閉鎖性海域の対策といたしましては、先ほど御説明申し上げたような対策を講じているわけでございます。
この水質保全の問題、特に閉鎖性水域におきましては、水の出入りも悪くてCODの環境基準達成率が低い、あるいは赤潮が発生する、苦潮が発生する、いろいろな問題があるということを認識しております。また、その改善が大きな課題であるというふうに考えております。
また、この時期、伊勢湾奥部に酸素が少なく高塩分の水塊が停滞していたため、この水塊が潮汐等により木曽三川河口部まで影響を及ぼし生息するシジミに被害を与えたものと推察される、以上でございまして、たしか二十三日の建設委員会におきまして西野先生、苦潮というふうなことをおっしゃったと思いますが、御指摘のとおり、高塩分だけではなくて酸素が少ない低酸素の水塊が原因であるというふうなことでございます。
つまり、塩分濃度だけで考えられない、あそこは苦潮の発生なんかでおわかりのとおり、無酸素水というんですかね、そういうふうなものの遡上が大変に考えられる。塩分を希釈すればいいというだけのものでもないんですね。
赤潮や苦潮が多発して水産物への被害も出ております。昨年夏、私もこの三河湾の夜のクルージングに参加をいたしましたが、海岸にたくさんの小さな魚が死んで打ち上げられ悪臭を放ち、夜景の美しさとは裏腹に、こうした美しさを半減さすさんざんな思いをいたしました。国においては既に調査費もつけて、地元では六十億で浄化工事が始まると喜んでおりますけれども、これからの工事概要についてまずお伺いをいたします。
苦潮、赤潮、こういう発生状況が起こっている。伊勢湾では四十五年に十九回、四十六年に三十一回、四十七年には六月十五日までに十一回起こっている。そうして漁獲の種類も変化して、四十一年には三十一種類とれたものが四十三年には二十五種類に減って、白魚、芝エビ、コノシロ、フグというものが消えてしまった。
○森井分科員 おっしゃったように昔から、それは私どものほうで苦潮と呼んでおりますけれども、確かに、赤潮の非常に規模の小さいものについては、部分的にあったことは事実です。しかし、いま赤潮が問題になっているのはそんなことではないでしょう。
三年続けて赤潮が出て、私どもでは苦潮といっております。東風が続けて吹きまして、必ず、大体八月末から九月にかけてこれは起きる現象です。七月、八月のころに発生いたした事例はあまりありません、私どもの経験から言えば。大体八月下旬から九月の上旬で東風が連続して吹きまして、そして塩分濃度が薄くなったころになりますと、必ず起きる。その当時はまだ都市汚水も——いまから四十年も前のことであります。
私は、本日は、「日本列島改造論」をまず質問の前提において、具体的には去る七月以降約七十億の養殖ハマチその他の大被害を出しました瀬戸内海全域あるいは長崎その他において起きましたいわゆる異常海水被害、地方では赤潮または苦潮といっておりますが、これらの点について政府が天災融資法の発動をされておりますので、この対策等について、いささか場違いの感を持たれるかもしれませんが、少なくとも、天災融資法をこの災害に適用
○佐藤(守)委員 赤潮につきましては、御存じのように苦潮とかあるいは腐れ潮とか、山陸海岸では厄水というのです。ほとんど天災とあきらめておるわけです。そこで、結局これは陸の干ばつと同じじゃないかと思うのです。陸の干ばつに対しては、農地に対してあるいは果樹園等に対して補助があるわけです。これに対しては何もないわけです。
大体皆さんおいでを願うということは、私が提案したわけですが、まるつきり行つてみたところで何もわからないで、見て来ただけになるので、一応の予備知識は持つて行く必要があるというのでお話を聞く機会を作つたわけでありますが、私はもともと水産関係の者で、曾つて有明海で養殖「かき」が一遍に死んでしまつた、どうしても赤潮とか何とかというような、或いは苦潮だとか言つておるが、そういつたようなことも判然としない。